【人類はウィルスと闘ってここまで生き延びてきた】
人間はこれまで何度もウィルスによる感染症と闘って来ています。古代から知られている天然痘
をはじめ、狂犬病、エボラ出血熱、ポリオ、風疹、帯状疱疹もウィルスの仕業です。
いずれも歴史の中では多くの人々が命を落とし、世界中が右往左往し、公衆衛生学と医学、
角国の政府が、その都度対応に翻弄されてきたのです。 前田浩さん著(幻冬舎)より引用
先日のソウルタイムでの学院長からのメッセージは、この前田浩さんが書かれた本を元に
野菜の持つ力を徹底研究しました。
結果、興味深い文章に目が留まります。
「草花や野菜など、食物はなぜガンにならないのか?」自然界の食物は強い紫外線にさらされ、かびや病原菌や
害虫の攻撃も受けているのに、みずから動いて逃げたり防衛できないのです。そのため体の中に自分で自分の
身を守るしくみを整えたと考えられます。それが、ファイトケミカルです。
ファイトケミカルは、強い抗酸化力を持ち、ウィルスの侵入などで発生した活性酸素を中和・除去してくれるのです。
そのファイトケミカルである野菜を効率よく摂取する方法が《野菜スープ》で、植物細胞で出来ている野菜を加熱することで
中の有効な成分や食物繊維が外に出てくるため、抗酸化力が10倍から100倍にもなります。
つまり、野菜は加熱して食べる。温野菜に限るという事です。
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ソウルタイムにてこれらの話し合いが行われた後、2年生の調理実習の時間で早速野菜スープを作ってみました。
小規模な学校だからこそできる各授業の連携で、ソウルタイムからの調理実習。
1年生のみなさんにもおいしい野菜スープがふるまわれました。
決して侮れない今のコロナウィルスの感染拡大。ひとりひとりが目根気力を保つことで少しでも
ウィルスに強い身体を作っていきたいものです。